一穂ミチさんの『ツミデミック』は、
第171回直木賞を受賞した短編集です👌
新型コロナウイルスが社会に大きな影響を与えた時代を背景に、
さまざまな立場の人々の日常や葛藤が描かれています😷
私はAudibleで聴きましたが、
単なる「コロナ禍の物語」ではありませんでした。
それぞれの短編で描かれるのは、
誰もが心のどこかに抱えている
「罪悪感」や「後悔」、「人とのつながり」です。
派手な展開というよりは、
じわじわと心に残る作品が多い印象でした🤔
✔ 直木賞受賞作を読んでみたい
✔ コロナ禍を舞台とした物語を読んでみたい
✔ 短編集でも読み応えのある作品を探している
✔ Audibleで聴きやすい小説を探している
👉そんな方におすすめしたい一冊です。
この記事では、『ツミデミック』をAudibleで聴いた感想や、おすすめできる人、Audibleとの相性についてレビューします👌
※当記事にはアフィリエイト広告が含まれています。紹介している作品は、すべて実際に読了・聴了したうえで率直な感想を掲載しています。
『ツミデミック』作品情報
- 作品名:ツミデミック
- 著者:一穂 ミチ(1978年)
- 発売日:2022年11月7日
- 出版社:光文社
- Audible版:配信あり
- 配信日:2024年9月27日
- 再生時間:7時間10分
- ナレーター:馬場 蘭子
- 評価:☆4.6
- Audible聴き放題対象(記事作成時点)
- 受賞歴:-
- 個人評価:★★★★☆
総合評価|『ツミデミック』はこんな作品
・物語展開・構成:★★★★☆
・登場人物の魅力:★★★☆☆
・読後感・余韻:★★★★☆
・Audibleとの相性:★★★★☆
👉短編集でありながら、
一編一編のコロナ禍との繋がりの構成がよく練られており、
余韻が深く、最後まで引き込まれる作品でした🙆♂️
『ツミデミック』はどんな話?(ネタバレなし)
『ツミデミック』は、
コロナ禍を背景にした6つの短編からなる作品集です。
一つひとつの物語は独立していますが、
どの作品にも「罪(ツミ)」というテーマがさまざまな形で描かれています。
収録されているのは、次の6編です。
・違う羽の鳥
・ロマンス☆
・憐光
・特別縁故者
コロナの影響で人員整理の対象となり無職になった恭一。
そんなとき7歳の息子が、近所の老人から旧一万円札をもらってきます。
息子のお礼という体ですが、下心をもってお礼に向かう恭一・・・
・祝福の歌
・さざなみドライブ
どの短編も主人公や舞台は異なりますが、
「罪」とは何か。
「正しさ」とは何か。
という共通のテーマでゆるやかにつながっています。
重いテーマを扱っていますが、
決して暗い作品ではありません。
読み終えたあとには、
登場人物の選択や気持ちについて、
自然と考えたくなる余韻があります。
私は続きが気になり、一気に聴いてしまいましたが、
それぞれ独立した短編集なので少しずつ読み進めることができるのも良い点です⭕️
紙で読みたい方はこちら。Audible版が非常に聴きやすかったです👇

紙で手元に置きたい方はこちら。Audible版もかなり聴きやすかったです👇
『ツミデミック』個人レビュー(星評価付き)

どの短編も「罪」の捉え方が違って面白い
私が本書を読んで感じたのは、
「罪」と聞いてイメージするものが、一つではないということでした。
犯罪や法律に関わるような「罪」だけではなく、
人間関係や日常の中で生まれる後悔や葛藤など、
さまざまな形の「罪」が描かれています🤔
どの短編も主人公や置かれた状況が異なるため、
同じテーマでもまったく違う印象を受けました。
短編集でありながら、
一編ごとにしっかりと読み応えがあり、
読み終えたあとも自然と考えさせられる作品でした🙆♂️
私は「特別縁故者」が一番印象に残った
6つの短編の中で、
私が一番印象に残ったのは**「特別縁故者」**です。
ネタバレにならない程度に触れると、
コロナ禍で職を失い、復帰への気力が出せない父親が主人公です。
お世辞にもいい父親とは言えないこの男が、ふとしたきっかけで出会う独居老人。
この二人のやりとりがメインで進む物語がどのような結末を迎えるのか。
読み終えたあとにじんわりと余韻が残る感じが私好みでした👌
「人とのつながり」や「人生」について考えさせられる作品でした。
短編集は、
好きな作品とそうでない作品が分かれることもありますが、
本作は「特別縁故者」があっただけでも読んでよかったと思える一編でした😀
コロナ禍を知っているからこそ心に響く
本作の舞台はコロナ禍です。
マスクや外出制限、
人との距離感など、
今では少し懐かしく感じるような出来事も描かれています🧐
だからこそ、
「あの頃、自分もこんなことを考えていたな」
と思い出しながら読む場面もありました🤔
コロナそのものを描く作品ではなく、
コロナ禍という時代を生きた人々を描く作品。
その視点がとても印象的でした☺️
Audibleとの相性
馬場蘭子さんの朗読はとても自然で、
登場人物それぞれの雰囲気が伝わってきました。
短編集ということもあり、
一話ずつ区切って聴きやすいのも魅力です🎧
通勤や家事など、
スキマ時間にも楽しみやすく、
「今日は一話だけ」
という聴き方もしやすい作品でした🙆♂️
Audibleとの相性は非常に良い一冊です👌

こんな人にオススメ
✔ 直木賞受賞作を読んでみたい
✔ 人間ドラマが好き
✔ コロナ禍を舞台とした物語を読んでみたい
✔ 短編集が好き
✔ Audibleで聴きやすい小説を探している
こんな人は合わないかも
✔ ミステリーやどんでん返しを期待している
✔ スピード感のある展開が好き
✔ 長編の読み応えのある作品を読みたい
本作は、
派手な展開よりも、“罪”に関する登場人物の心の動きを丁寧に描く作品です。
そのため、静かに物語を味わいたい方ほど楽しめる一冊だと思います👍
また、重厚感・ボリューム感のある物語を好む方は物足りなく感じるかもしれませんね🤔
まとめ
『ツミデミック』は、
コロナ禍という誰もが経験した時代を背景に、
人それぞれが抱える「罪」や「葛藤」を描いた短編集でした。
一話ごとに雰囲気が異なるため、
最後まで飽きることなく楽しめます☺️
私自身は、
**「特別縁故者」**が特に印象に残りました。
読み終えたあとも余韻が続き、
「あの話はこういうことだったのかな」
と考えたくなる作品です。
直木賞受賞も納得できる、
読後にじっくりと心に残る一冊でした🎉
短編集が好きな方はもちろん、
一穂ミチさんの作品を初めて読む方にもおすすめです🙆♂️
紙でもAudibleでも楽しめる作品なので、
気になった方はぜひ読んでみてください👇
紙でもAudibleでもおすすめです👇
Audibleで『ツミデミック』を聴いてみたい方へ
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無料体験期間があるので、まずは無料体験で試してみてください👍
家事や通勤中に少しずつ楽しみたい方にもおすすめです👇
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