『十二国記 白銀の墟 玄の月』全4巻感想・Audibleレビュー【前半は苦戦、でも総合★5】

Audibleレビュー

小野不由美さんの『十二国記 白銀の墟 玄の月』全4巻を、Audibleで聴き終えました🎧

(読み方は、しろがねのおか くろのつき、です)

全4巻を通しての個人評価は、★★★★★です😆

ただ、最初からずっと★5だったわけではありません🧐

1巻と2巻を聴いていたときは、

「なかなか話が進まないな……」

というのが正直な感想でした😅

驍宗(ぎょうそう)はどこにいるのか。

泰麒(たいき)は何を考えて動いているのか。

気になることは多いのに、なかなか答えが見えてこない😓

それが3巻で大きく動き始め、4巻、特にラスト3時間ほどの展開が良かったです😭

一方で、最後まで聴いたからこそ、

「ここは、もう少し詳しく描いてほしかった!」

と思う部分も残りました🤔

この記事では、全4巻をAudibleで聴いた感想や、各巻の評価、聴くときに気をつけたい点を紹介します☝️

前半は結末に触れず、後半で各巻や終盤の展開について書いています。未読の方は、ネタバレの注意書きまでをご覧ください👌

※当記事にはアフィリエイト広告が含まれています。『白銀の墟 玄の月』全4巻の感想は、実際に聴了したうえで掲載しています。『幽冥の岸』は配信予定の紹介です。

  • 作品名:白銀の墟 玄の月
  • 読み方:しろがねのおか くろのつき
  • 著者:小野不由美
  • 出版社:新潮社
  • レーベル:新潮文庫
  • 巻数:全4巻
  • シリーズ:十二国記 Episode9
  • 第1・2巻発売日:2019年10月12日
  • 第3・4巻発売日:2019年11月9日
  • Audibleナレーター:羽飼まり
  • 全4巻を通しての個人評価:★★★★★

※Audibleの配信情報・再生時間・ナレーターは現在のAudible掲載情報をもとにしています。

Audibleの配信日・再生時間

配信日再生時間
第1巻2026年5月15日11時間41分
第2巻2026年6月19日12時間56分
第3巻2026年7月24日11時間50分
第4巻2026年9月11日13時間59分

合計すると、標準速度で50時間26分です☝️

かなり長い作品なので、これから聴く方は、じっくり付き合うつもりで始めるのがよさそうです🎧

※配信情報は2026年9月20日時点のAudible掲載情報をもとにしています。
 最新情報は各巻の作品ページでご確認ください。

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・物語展開・構成:★★★★☆
・登場人物の魅力:★★★★★
・読後感・余韻:★★★★★
・Audibleとの相性:★★★★★

全4巻を通しての個人評価:★★★★★

巻ごとに残した評価は、こうなりました👇

個人評価聴き終えたときの感想
第1巻★★★★☆謎が多く、先が見えない
第2巻★★★☆☆なかなか進まない。暗い展開が続く
第3巻★★★★☆話が大きく動く一冊
第4巻★★★★★特にラスト3時間ほどの展開が良かった

総評の★5は、各巻の点数を平均したものではありません🙅‍♂️

最後まで聴いて、全体を振り返ったときの評価です。

物語展開・構成を★4にしたのは、最後の展開をもう少し詳しく描いてほしかったからです😢

面白かったからこそ、もっと読みたかった部分がありました🤔

舞台は、王を失ったまま厳しい状況が続く戴国(たいこく)。

王である驍宗(ぎょうそう)は、即位して半年で消息を絶ち、

麒麟の泰麒(たいき)も姿を消していました。

それから6年。

泰麒は、将軍の李斎(りさい)たちの尽力によって、十二国の世界へ戻ってきます⛰️

しかし、驍宗の居場所はわからないままです。

驍宗の無事を信じる泰麒と李斎は、荒れた戴国で、その行方を追うことになります。

まず押さえておきたい人物は、この4人です。

人物物語での立場
泰麒(たいき)戴国の麒麟。驍宗を王に選んだ
李斎(りさい)驍宗の行方を追う戴国の将軍
驍宗(ぎょうそう)消息を絶った戴国の王
阿選(あせん)驍宗に代わり、戴国の権力を握る人物

王を見つけたい。

でも、誰を頼れて、どこに手がかりがあるのかも簡単にはわからない。

そのもどかしさとともに進んでいく物語です。

紙で手元に置きたい方はこちら。Audible版もかなり聴きやすかったです👇

本作を読む前に、シリーズの前の作品を読んでおくことをおすすめします🙆‍♂️

特に本作は、『黄昏の岸 暁の天』から続く戴国の物語。

泰麒と驍宗の関係や、李斎がここまでして王を捜す理由を知っている方が、

登場人物の行動を追いやすいと思います。

泰麒に関わる『風の海 迷宮の岸』や『魔性の子』も、本作につながる作品です。

シリーズ全体の読む順番やAudible配信作品は、こちらにまとめています👇

▶ 【Audible】十二国記はどこまで聴ける?おすすめの順番と配信作品を紹介

ナレーターは、羽飼まりさんです。

十二国記シリーズを通して担当されている羽飼さんの朗読は、重厚感が物語にマッチしており、

かつ登場人物の演じ分けが非常に見事!

ぜひ一度聴いてみてほしいです😀

これだけ長い物語を耳で楽しめることも含めて、私の評価は★★★★★でした。

ただ、注意点もあります😞

本作は気軽に聞き流すというより、人物や状況を確認しながら聴きたい作品です☝️

私は相関図を併用しましたが、名前や関係が曖昧になったら、その都度整理しておくと後が楽になります。

✔ 『黄昏の岸 暁の天』の続きが気になっている
✔ 泰麒・李斎・驍宗の物語を最後まで追いたい
✔ 国や政治、人の立場が絡む物語が好き
✔ 多くの登場人物が関わる長編をじっくり楽しみたい
✔ 羽飼まりさんの朗読で十二国記を聴きたい

✔ 最初からテンポよく話が進む作品を求めている
✔ 人名や人物関係を整理するのが苦手
✔ 短時間で聴き終えられる作品を探している
✔ この一作から気軽に十二国記を始めたい

私自身、1巻と2巻では、話がなかなか進まないと感じました😅

3巻あたりから話が大きく動き出してきます。

なので、序盤からずっと勢いがある作品としてはおすすめしません🙅‍♂️

私の場合は3巻から評価が上がり、最後まで聴いて良かったと思えました☺️

※以下は、各巻の展開や結末に関わる人物の行動に触れます。未読の方は、読了後にご覧ください。

第1巻|泰麒が何を考えているのか、まだ見えない

第1巻の個人評価は★★★★☆です。

ついに戴国へと戻ってきた泰麒たちが、どんなふうに驍宗を捜していくのか。

そこにわくわくしながら聴いていましたが、阿選のもとへ向かう動きもあり、泰麒の考えがなかなか見えません。

李斎たちと意思疎通が取れないモヤモヤ感もここから始まります😅

「これって泰麒の作戦だよね?」と思いつつもひっかかる、絶妙な心情にさせてくれます😂

そして巻末では、

「え、ここで終わるの?」

と思いました😅

続きが気になる!

でも、1巻だけで振り返ると、まだ見通しが立たない。

この時点での★4は、そういう感想です。

第2巻|話が進まないもどかしさ

第2巻の、個人評価は★★★☆☆。

泰麒は阿選のいる白圭宮へ。一方、李斎は驍宗の手がかりを追います。

それぞれ動いてはいるのですが、聴いている側としては、

「驍宗にたどり着くまで、まだまだかかりそうだな……」

というもどかしさがありました😅

ざっくりとまとめると、

泰麒側: 阿選を「新王」と偽って認め、敵陣内部から戴を立て直そうとしている。

李斎側: ようやく驍宗らしき人物(=老安の男)の足跡に辿り着いたものの、
    「驍宗はすでに死んだ」という最悪の情報を突きつけられる。

「老安の男」「鳩の声」「官吏が病む」「阿選がなぜ政治をしないのか」など、

いろんな情報が出てきますが、どれもスッキリさせてくれず、モヤモヤが募る一冊でした😭

第3巻|ここで話が大きく動く

第3巻の個人評価は★★★★☆です。

1巻、2巻では先が見えずにもどかしかった分、ようやく物語が動き出した感覚がありました😃

泰麒が驍宗を王だと明言する場面では、私もようやくほっとしました笑

泰麒と李斎がそれぞれ動いてきた結果、

「驍宗は生きている。しかも反阿選勢力も揃いつつある」という状況に👌

私の中では、ここから最終巻への期待が大きくなりました⭕️

第4巻|ラスト3時間ほどの展開が良かった

第4巻の個人評価は★★★★★です🥳

特に良かったのは、Audibleで聴いた終盤、ラスト3時間ほどの怒濤の展開でした☝️

ここまで長く追ってきた戴国の物語が、大きく動いていく。

泰麒が選んだ王は、やはり驍宗だったということが明確になり、

1巻や2巻を聴いていたときのもどかしさも含めて、最後まで付き合って良かったと思いました🙆‍♂️

各巻の評価は★4、★3、★4、★5ですが、全体の評価を★5にしたのは、この最終巻まで聴いたうえでの感想です😁

それでも、最後はもっと詳しく描いてほしかった

ここは、面白かったこととは別に残った感想です👍

全4巻かけて、ここまで丁寧に描いてきたのだから、終盤はもう少し長く読みたかったなーと😅

物語が大きく動くのは良かったんですが、その勢いのまま終わりへ向かうので、

「そこを、もう少し詳しく!」

と思う部分もありました🤔

物語展開・構成を★★★★☆にしたのは、そのためです。

結末が嫌だったというより、ここまで追ってきた人物たちのことを、最後にもっと知りたかったですね🥺

新刊『幽冥の岸』のAudible配信は2026年12月25日予定

新刊『幽冥の岸 十二国記』は、Audibleで2026年12月25日の配信が予定されています😃

2026年9月20日時点で、公式作品ページに掲載されている予定日です。Audible『幽冥の岸』

しかも、公式の作品紹介によると、琅燦(ろうさん)が登場する「異邦の客」を含む全4編が収録される予定です😃

『白銀の墟 玄の月』を聴き終えて、まさに琅燦の背景が気になっていたので、これは楽しみです⭕️

私の疑問に答えが出るかどうかは、まだわかりません。

それでも、彼女を知る手がかりになる物語なら、ぜひ聴いてみたいと思っています🎧

『白銀の墟 玄の月』全4巻の個人評価は★★★★★です😄

前半は、なかなか進まない展開に苦戦しました。

それが3巻で大きく動き、4巻の終盤では、最後まで聴いて本当に良かったと思えました😀

一方で、最後をもっと詳しく描いてほしかったことや、琅燦についての疑問も残っています。

満足した部分と、もっと知りたい部分の両方がある。

私にとっては、そんな全4巻でした☝️

戴国の物語を追ってきた方には、ぜひ最後まで読んで、聴いてみてほしいです📖🎧

紙や電子書籍で読みたい方はこちら👇

Audible版は、全4巻とも羽飼まりさんの朗読です。

まずは第1巻のサンプルで、声や読み方を確認できます。

▶ Audibleで『白銀の墟 玄の月』第1巻を確認する

※配信・購入条件や無料体験の対象条件は、利用前に公式ページでご確認ください。

シリーズの順番を確認したい方はこちら。

▶ 十二国記の読む順番・Audible配信作品まとめ

▶︎ Audible登録サイトはこちら

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