三宅香帆『没頭する力』感想・Audibleレビュー【没頭できるかどうかは、センスだと思っていた】

Audibleレビュー

何かに夢中になれるのも、一種のセンスだと思っていました。

好きなことを見つけると、時間を忘れてのめり込める人っていますよね。私はそれを、その人がもともと持っている性格や才能のように捉えていました。

そんな私が今回Audibleで聴いたのが、三宅香帆さんの『没頭する力』です🎧

普段は小説を選ぶことが多く、エッセイはあまり手に取りません。それでも、話しかけるような言い回しのおかげで、すんなり聴き始められました🙆‍♂️

本作は、三宅香帆さんにとって初のオーディオファースト作品です🎧

さらに、ナレーターは影山優佳さん。かなり豪華です😆

※当記事にはアフィリエイト広告が含まれています。『没頭する力』を実際にAudibleで聴いたうえで、率直な感想を掲載しています。

  • 著者:三宅香帆
  • 朗読:影山優佳
  • ジャンル:エッセイ
  • Audible配信日:2026年11月6日
  • 再生時間:2時間47分
  • ボーナス音源:三宅香帆さんと影山優佳さんの対談
  • 個人評価:★★★★☆

本作は、三宅さんがAudibleのために書き下ろした、ご自身初のオーディオファースト作品です。
俳優の影山優佳さんにとっても、今回が初めてのAudible朗読です。Audible公式発表/作品ページ

・内容のわかりやすさ:★★★☆☆
・視点の面白さ:★★★★★
・聴いたあとの余韻:★★★★☆
・Audibleとの相性:★★★★☆

今回はエッセイなので、いつもの小説レビューとは少し評価項目を変えています。
★5をつけたのは「視点の面白さ」。
特に印象に残ったのは、没頭する力の捉え方と、SNSで感じる他人の目についての話でした。

没頭する力って、鍛えられるものなのか

私にとって一番意外だったのは、没頭する力は鍛えられるものだ、という考え方です。

これまでなら、何かに夢中になっている人を見ても、「それだけ好きなものがあっていいなあ」で話が終わっていました。
夢中になること自体に、練習の余地があるとは思っていなかったんですよね。

自分のことで思い当たるのは、やっぱり読書です📚

40歳手前までほとんど本を読まなかった私が、Audibleをきっかけに、今ではこうして一冊ずつ感想を書いています。
最初から読書に夢中になれるタイプだったかといえば、自分でもちょっと違う気がします笑。

車で本を聴く時間を重ねるうちに、少しずつ好きになった。
そういう自分の経験まで思い返したのが、この話でした。

目の前にいる人より、SNSの向こうの人が気になる

もう一つ、「確かに」と思ったのが、目の前にいる人よりも、SNSの向こうにいる誰かの目を気にしてしまうという話です😳

目の前の相手なら、話したときの表情や返事から、どう受け取ってくれたのかがわかります。
一方、SNSで「こんなことを書いたらどう思われるかな」と想像しているとき、誰にそう思われるのかは、案外はっきりしません。

それなのに、顔も浮かばない誰かの反応のほうが気になってしまう。
その妙な感じに、覚えがありました🤔

「目の前にいる人」と「SNSの向こうの人」を並べてみると、普段どこに意識が向いているのかが見えやすい。この話は、聴き終えたあとにも残っています。

Audibleとの相性|影山優佳さんの朗読と、ボーナスの対談

本作を聴きやすいと感じたのは、三宅さんの口語的な文章と、影山優佳さんの落ち着いた読み方が合っていたからです☝️
プロレベルの朗読、というわけではないですが、丁寧に読み上げているのが伝わってきました👌

エッセイを読み慣れていない私にも、三宅さんの話が自然に耳に入ってきました。
特に、少し立ち止まって「自分はどうだろう」と考えたくなるところで、影山さんの落ち着いた声が心地よかったです🎧

もう一つうれしかったのが、ボーナス音源のお二人の対談☺️
本編では影山さんの声を通して三宅さんの文章を聴き、対談ではその三宅さん本人と影山さんのやり取りを聴けます。

普段、小説の朗読を聴くことが多い私には、この取り合わせが新鮮でした!

・好きなことをしているときも、つい人の反応が気になってしまう
・普段は小説が多いけれど、Audibleでエッセイも聴いてみたい
・影山優佳さんの朗読や、三宅香帆さんとの対談に興味がある

集中するために「今日から何を何分やればいいか」を知りたい方は、少し期待と違うかもしれません🤔
私がこの本から持ち帰ったのは、自分が夢中になれた時間を振り返る視点でした。

私がこのエッセイを聴けてよかったのは、読書が続くようになった自分のことを、少し違う角度から見られたからです。

昔の自分なら、「本に夢中になれる人は、もともと本が好きなんだろうな」と思っていました。
今の自分がそこに入っているのだから、確かにセンスのひと言では片付かないですね。

再生時間は2時間47分。
影山さんの読み方が気になる方は、作品ページのサンプルで声の雰囲気を確かめられます👇

▶ 『没頭する力』のサンプルをAudibleで聴く

▶ Audibleの体験プラン・キャンペーン条件を確認する

初めて使う方へ|Audible初心者ガイド

読書習慣ゼロだった私でも、Audibleは続いた

Audibleで6時間以内に聴けるおすすめ本8選

コメント

タイトルとURLをコピーしました