少しずつ空気が冷たくなり、家で過ごす時間が増える秋。
秋の夜長といえば”読書”ですが、もちろん耳で味わう「Audible(オーディブル)」も大変オススメできます。
物語の余韻や朗読の声に浸りながら、秋の静けさを味わうことができます。
この記事では、Audibleの中から「秋に聴きたくなる10作品」を厳選して紹介します。
切ない恋愛小説から、心温まる人間ドラマ、じっくり聴ける名作文学まで。
秋の夜長に、あなたの心をやさしく満たしてくれる“聴く読書”を見つけてください。
秋にぴったりなAudibleおすすめ10選
1. 『ツバキ文具店』 — 小川糸(朗読:多部未華子)

秋との相性:鎌倉の静けさ、人情、手紙という間合いが秋の余白に合う一冊です。
聴きどころ:多部未華子さんの柔らかい語り口が登場人物の温度を丁寧に伝えます。
コメント:湯気の立つお茶と一緒に。手紙のやさしさがじんわり沁みる、秋の一冊です。
2. 『汝、星のごとく』 — 凪良ゆう(朗読:柚木尚子、志村倫生)

秋との相性:切なさと再生がテーマ。秋に聴くと感情の余韻が深まります。
聴きどころ:柚木尚子・志村倫生による朗読が作品の抒情性(じょじょうせい)を丁寧に表現します。
コメント:秋風に重なるような静かな切なさ。声の抑揚に身を任せて聴きたいです。
3. 『ノルウェイの森』 — 村上春樹(朗読:妻夫木聡)

秋との相性:村上春樹さんが描く物憂げな雰囲気は、秋の夜長によく合います。
聴きどころ:妻夫木聡さんの落ち着いた語りが、記憶や孤独の色合いを深めます。
コメント:静かな夜に一人でじっくりと。物語の残響が長く心に残ります。
4. 『カフネ』 — 阿部暁子(朗読:岸本百恵)

秋との相性:せつなさんの作る手料理が食欲の秋を刺激します。
聴きどころ:岸本百恵さんの朗読で、現代社会の課題を体感してください。
コメント:数字と記憶が織りなす静けさ。声のニュアンスで印象が変わる一冊です。
5. 『銀河鉄道の夜』 — 宮沢賢治(朗読:佐々木健)

秋との相性:星空と夜の旅情。秋の静かな夜にぴったりの幻想譚です。
聴きどころ:佐々木健さんによる、情景がしっかりと浮かぶ素敵なナレーションです。
コメント:見たこともない美しい情景が思い浮かぶ文章を堪能できる一冊です。
6. 『そして、バトンは渡された』 — 瀬尾まいこ(朗読:島田奈歩)

秋との相性:家族やつながりを感じる温かい物語。秋の“つながり”を感じたい日に。
聴きどころ:島田奈歩さんの朗読で、登場人物の細やかな心情が丁寧に伝わります。
コメント:やさしい語りに包まれて、じんわり心が温まる秋の一冊です。
7. 『流浪の月』 — 凪良ゆう(朗読:土師亜文)

秋との相性:居場所や再生を描く深い物語。秋のもの寂しさと共鳴します。
聴きどころ:土師亜文さんにより、ハードな内容をうまく演じられています。
コメント:「強くしなやかに生きていく最終章に爽快感を感じられる一冊です。」
8. 『コンビニ人間』 — 村田沙耶香(朗読:大久保佳代子)

秋との相性:「自分とは何か」を見つめ直す秋にぴったり。少し風変わりな主人公が、自分の“普通”を問い直します。
聴きどころ:大久保佳代子さんの淡々とした語りが、主人公の独特な感情のズレを見事に表現。聴くほどにクセになります。
コメント:秋の夜に、自分の“当たり前”を静かに見つめ直したくなる一冊です。
9. 『正体』 — 染井為人(朗読:渡辺紘)

秋との相性:静けさの中にあるやさしさと痛みを描く、秋にぴったりのヒューマンドラマ。夜のしじまのように穏やかで、心の奥をそっと撫でてくれます。
聴きどころ:渡辺紘さんの繊細で緊張感のある朗読が、物語の哀しみと緊迫を両立。映像的な臨場感があります。
コメント:声だけでここまで引き込まれるとは。秋の夜に聴く“静かなスリル”。
10. 『夜更けより静かな場所』 — 岩井圭也(朗読:中道美穂子)

秋との相性:古書店の静けさの中にあるやさしさと痛みを描く、秋にぴったりのヒューマンドラマ。夜のしじまのように穏やかで、心の奥をそっと撫でてくれます。
聴きどころ:中道美穂子さんの落ち着きのある朗読が、登場人物の複雑な感情を繊細に表現しています。
コメント:秋の夜、灯りを落として聴きたい。声の間に流れる“静かな優しさ”が沁みます。
まとめ:秋は“聴く読書”に最適な季節

秋は、少し立ち止まって自分の心と向き合う季節。
Audibleなら、忙しい日々の中でも“耳で読む”ことで豊かな時間を持てます。
お気に入りの声に包まれて、ゆっくりと、心の中に“秋の物語”を広げてみてください🍁
本記事が作品選びのお力になれば幸いです!


コメント