Audibleのナレーションがすごい!オススメ3作品 Part2

Audible

私がAudibleで聴いてきた作品のうち、特にナレーションがすごい!と感じたオススメ作品を紹介するシリーズ第二弾です。

Audibleに興味ある方が、最初に選ぶ作品として間違いないものを挙げています。
みなさんの作品選びの参考になれば幸いです!

Audibleのナレーションがすごい!オススメ3作品 Part1 はこちらから。

あらすじ

辻本拓海は大物地面師・ハリソン山中と出会い、彼のもとで不動産詐欺を行っていた。
メンバーは元司法書士の後藤、土地の情報を集める図面師の竹下、土地所有者の「なりすまし役」を手配する麗子の五人。
彼らはハリソンの提案で泉岳寺駅至近にある市場価格100億円という広大な土地に狙いをつける。
一方、定年が迫った刑事の辰は、かつて逮捕したが不起訴に終わったハリソン山中を独自に追っていた――。
次々と明らかになる地面師たちの素顔、未だかつてない綱渡りの取引、難航する辰の捜査。それぞれの思惑が交錯した末に待ちうけていた結末とは?
実在の事件をモチーフに描いた新時代のクライムノベル。
 ※Audible 「地面師たち」のあらすじより引用

ナレーション解説

本作のナレーターは以下記載の「10名」となっています。
 河西 健吾/速水 奨/金光 宣明/疋田 由香里/小柳 基/
 川東 哲也/綿貫 竜之介/前田 啓太/岡本 綾香/篠原 孝太朗

Audible作品を見渡してみても、ここまで多数の声優さん・ナレーターさんが参加しているものはそう多くありません。
この作品にかける情熱を感じますね。

肝心の評価ですが、「カンペキ」というのが私の意見です。
地面師グループのメインメンバーは特にキャラとマッチしたナレーションとなっていますが、その中でも群を抜いて速水 奨さんが演じるハリソン山中が圧倒的でした。
その低く重厚な声で、ハリソン山中の紳士的な態度と変態的な黒さを見事に表現されています。
これらの豪華メンバーのナレーションで臨場感溢れる作品となっていますので、ぜひAudibleで聴いてみてください。

Audibleで聴く『地面師たち』レビュー

「地面師たち」についての個別レビュー記事も書いていますので、良ければ覗いてみてください。

【騙し合いの緊迫感が止まらない】新庄 耕『地面師たち』巧妙な詐欺の裏に潜む人間ドラマ
2024年に配信されたNetflixのドラマが非常に有名になりましたので、みなさん興味がある作品なのではないでしょうか。...

あらすじ

「東京、炎上。正義は、守れるのか。

些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。
たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。
「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止めることができるのか。
爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。

 ※Audible 「爆弾」のあらすじより引用

ナレーション解説

本作もナレーターさんは1人ではなく、星 祐樹さんと品田 美穂さんの2人で演じられています。
警察署の内外のシーンで担当を分けられている形です。

品田さんが演じる倖田巡査視点のパートも良い感じなのですが、やはり特筆すべきは星さんの演じ分けになります。
容疑者のスズキタゴサクの気味悪さと、類家の頭脳派の雰囲気の演じ分けには、同じ人がここまで雰囲気を変えられるのかと関心しました。

注意点をひとつ挙げるとすると、スズキタゴサクの声が最初は「喪黒福造」の声に聞こえてしまう可能性があります😂
Audibleのレビューを見ても同じ感想の人は多いようでした。
最初は喪黒福造が頭をよぎるかもしれませんが、だんだんとスズキタゴサクの声として馴染んできますので、ぜひ聴き進めてみてくださいね!

Audibleで聴く『爆弾』レビュー

「爆弾」についての個別レビュー記事も書いていますので、良ければ覗いてみてください。

【狭い密室で繰り広げる頭脳戦】呉 勝浩『爆弾』レビュー
呉 勝浩『爆弾』をAudibleで聴いた感想レビュー。取調室という狭い空間をメイン舞台として、謎の中年スズキタゴサクとの...

あらすじ

僕はこの世界に左足から登場した――。

 圷歩は、父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた。
その後、父母、そして問題児の姉とともに、イラン革命のために帰国を余儀なくされた歩は、大阪での新生活を始める。
幼稚園、小学校で周囲にすぐに溶け込めた歩と違って姉は「ご神木」と呼ばれ、孤立を深めていった。

 そんな折り、父の新たな赴任先がエジプトに決まる。
メイド付きの豪華なマンション住まい。初めてのピラミッド。
日本人学校に通うことになった歩は、ある日、ヤコブというエジプト人の少年と出会うことになる。

 ※Audible 「サラバ!上」 のあらすじより引用

ナレーション解説

ナレーターは俳優の「松坂 桃李」さんです。

誰もが名俳優として知っている松坂桃李さんですが、そのナレーションも見事でした。
いわゆるイケボですが、主人公の歩(あゆむ)とマッチしていますし、ありそうで無さそうな日常の語りは聴いていて心地良かったです。

本作は会話のシーンに比べて、主人公の歩の視点での語りが多いので、松坂さんの朗読会に参加しているような感覚にさせてもらえます。

「サラバ!」は上中下と3巻構成になっていて、Audibleでは平均7時間ほど再生時間がありますので、トータル21時間程度かかります。
ただ、松坂さんのナレーションは再生速度を上げても問題なく聞けますので、適宜調整しながら、ぜひ聴いてみてください。

Part2として記載していますが、次々作品が配信されるAudibleですので、次から次へ、オススメしたい作品に出会っています。
Part3以降も順次投稿していく予定としています。

みなさんも、ナレーションがオススメの作品があればコメントなどでぜひ教えてください!

Audibleのナレーションがすごい!オススメ3作品 Part1 はこちらから。

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